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2023.05.29
立ち回りを左右する”ドライブインパクト”徹底解説
筆者:Reiketsu
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記事は β版 - 2023.5/19 に対応しています
ドライブインパクトとは
一部の技を除き、相手の攻撃を2発まで耐えながら攻撃出来るドライブゲージを使った強力な突進技で、ガードさせた場合でも相手を大きく仰け反らせて下がらせる事が出来る。
相手を画面端に追い詰めた状況なら仰け反りから壁やられを引き起こし、そこからコンボを繋ぐことも出来る。
このドライブインパクトは、主に相手のリーチが長くキャンセルが出来ない牽制技や飛び道具に対して読みで使っていく。
上記の通り画面端付近ではガードすらしてはいけない(壁やられとなってしまう為)というプレッシャーを相手に与えられるので、ドライブインパクトを警戒させつつ他の行動を上手く通していこう。
使い方に慣れてきたら対応可能な技には見てからドライブインパクトを合わせるといった事も狙っていこう。
ドライブインパクトの入力
クラシック・モダンのどちらのモードでもドライブインパクトボタンを押すことで発生させることができ、クラシックでは強P+強Kの同時押しでも発生させることができる。
ドライブインパクト(以下インパクト)の細かい特徴
相手からの攻撃を2回まで耐えることのできるアーマーが1F目から攻撃発生の26Fまで付いている突進攻撃。
アーマーで受け止めた攻撃は回復可能な白ダメージとなるが、自身の体力が残り僅かの場合は攻撃を受け止めきれずにKO負けとなるので注意しよう。
また、各種SA・ドライブリバーサルなどのアーマーブレイク属性の技や、投げ属性の技は耐えることが出来ない。
立ち状態・しゃがみ状態のどちらからでも即座に発生させることが出来、必殺技でキャンセルが可能な通常技からもキャンセルして発生させることが出来るが、一度発生させてしまうと動作終了まで一切他の行動に移行することが出来ない。
フレーム関連にキャラクター毎の差はなく、発生26F・持続2F・硬直35F・動作の全体フレーム62Fで統一されている。
カウンター関連の仕様
インパクトでパニッシュカウンターを発生させると相手は膝崩れ状態となるので各種コンボに繋ぐことが出来る。
膝崩れ状態は最初は地上食らいとなるが、一定時間経過すると空中やられに変化する。
インパクトをガードさせると相手を大きく仰け反らせ、その仰け反りによって画面端まで到達した場合は壁やられを誘発させることが出来る。
リュウのドライブインパクトをガードしたルークが画面端に到達、壁やられを引き起こしている。
壁やられは完全に無防備な状態になるので各種コンボに繋ぐことが出来るが、空中やられなので専用のレシピが必要になる点は注意したい。
スタンの発生
相手がバーンアウト中にインパクトの仰け反りで画面端まで到達した場合、壁やられの代わりにスタン状態にさせることが出来る。
この場合、相手は空中やられにはならないので、ジャンプ攻撃からの最大コンボを狙うことが出来る。
過去作と違いスタンの時間は一定なので、強化系の必殺技を持っているキャラクターはそれらを使ってから、持っていないキャラクターは前歩きでドライブゲージを回復させてからコンボに移行しよう。
インパクトによる仰け反り距離は通常時とバーンアウト時での差はないので距離の意識を変える必要はないが、他の技からインパクトを連続ガードさせた場合の仰け反りでは壁やられやスタンを誘発させることが出来ないので注意しよう。
連続ガードさせた場合はLOCKと表示され、壁やられやスタンは発生しない。
ドライブインパクトをお互いが完全に同じタイミングで発生させた場合はお互いに端付近まで飛ばされて完全な仕切り直しとなる。
ドライブゲージの増減
インパクト発動時にドライブゲージを1本消費する。
インパクトを受けた側はガード時0.5本・通常ヒット時1本・カウンターヒット時1.2本・パニッシュカウンター時1.5本それぞれ消失する。
ゲージの減少量は各種補正による影響を受けないので、各種コンボの〆にインパクトを使い相手のドライブゲージを1本削ってバーンアウトに持ち込むといった戦略も可能となる。
インパクトの使い方
ストリートファイター6には各キャラクターに、リーチの長さは優秀だが必殺技キャンセルが出来ない牽制技が用意されている。
インパクトは、上記の様な牽制技や見てからの対処が困難な飛び道具に対して一点読みで使うことによって相手にプレッシャーを与えることが出来る。
当然相手がそれらの技を使っていない場合はモーションを見てから切り替えされることが殆どだが、そのインパクトを見せることによってその後の相手の立ち回り自体が変化するだろう。
特に画面端付近ではガードすら許されないので、インパクトによるプレッシャーを上手く使って前ステップ・パリィラッシュなどの攻めの起点となる行動を通していこう。
勿論、相手の隙をついてインパクトをガードさせることも大切なので、幅広い戦略で仕掛けていこう。
ストリートファイター6は発生が遅い代わりにガードさせて有利を取ることが出来る技も多く、それらに対して技の発生を見てからインパクトで切り返すのも大事な攻略となる。
相手にインパクトを使われた時の対応
立ち回りのインパクト
相手がこちらの牽制技や飛び道具に対してのインパクトを狙ってきている場合は、ドライブインパクトによるキャンセルが可能な通常技を使ったり様子見を増やしながらインパクトに対してインパクト返しを狙っていこう。
他にも3段以上ある多段技を使ってアーマー割りにいくのも手で、多段技でアーマーを割った時もパニッシュカウンターとなるので高火力コンボに繋ぐことが出来る場合もある。
バーンアウト中の画面端付近インパクト
バーンアウト中は各種ドライブシステムが使えないので、画面端インパクトが脅威となる。
この場合はインパクトをインパクトで返すことが出来ないので、各種SAや投げを使って切り返すことになる。
見てからの切り返しが困難な場合は垂直飛びでハイリターンを狙ったり、前ジャンプで画面端からの脱出を狙っていこう。
ドライブラッシュとの併用
インパクト返しを狙っていると、逆に相手からドライブラッシュでの接近を狙われることがある。
その場合は光ったのを見てから発生の早い弱攻撃を出しつつヒットストップを利用してドライブラッシュとインパクトを見分けて対応するという手段もある。
ただし相当な反応速度が必要になるので超上級者向けのテクニックとなる。